PSPに聖剣LOMをダウンロードしてプレイしてます。
毎晩ちまちま遊んでます。



背景の描き込みが半端ねェ。
ゴクリ。



音楽も深いし、果樹園の野菜もかわいいし、キャラクターは濃ゆいがサバサバしてるし。
ほんっと大好きです、LOM。

今あらためてプレイして印象が変わったこと↓

〓瑠璃がドミナの酒場でレイチェルを尋問するシーン。あれ、瑠璃くん、まともな事を言ってる？

あの頃は「か弱い女の子に詰め寄って、ナニコノ乱暴者～！ぜったい賛成できない」って思ったけど。瑠璃くんは外見はカッコいいけど言動がぶっきらぼうで不気味な人って思ってたけど。------そしてだからこそ、時々見せる優しい言動に、うちのヒロインがはかない期待を抱いてしまっていたのですが！ぷんぷん......


今あのシーンを見返すと、瑠璃は大好きな人がいなくなって焦って必死に探してる。
それなのにレイチェルは、居場所を知っているとも知らないとも答えない。
.........レイチェル、なんか言ったげなさいよって、ツッコミたくなるなる。
先走っちゃう瑠璃の気持ち、少しわかる。


他のシーンを見ても思います。瑠璃はただ真珠が大事で大事でしかたなく、また自分たちのために人が傷つくのを見ていられない面もある、優しい男の子だなって。そして、はじめは真珠との間だけで信頼のきずなを守っていたのが、だんだんと、主人公やエメロードら他の珠魅たち、それ以外の世界の人々へと、信頼の輪を広げていくんですね。


〓同様に、エスカデは何も間違ってない、よね。
ただ、他にも考え方があるだろう、ってだけで。

アーウィン、マチルダ、ダナエ、エスカデは4人がそれぞれ違う方向に進んでて、てんでんばらばら。
でも、みんなが自分の信念に基づいて行動してる。
誰もが正しい、とも、正しいことなんてない、とも言える。

初めてプレイした時は、ダナエ側に付きました。
できるだけ争わず、マチルダを守っていける道があることを信じて。


でも今は、アーウィンは倒すことになるし、マチルダが奈落に逝くという結末は変わらないってことを知ってる。
それならエスカデの側に付こう。そしてとことんアーウィンを叩こうと思います。


〓ドラゴンキラー編はボスが強すぎて、あんまり進められないのよ、イヤン。


〓サボテン日記は案外つまらない。適当に書いてる感が見えてしまい、残念。
当時は新鮮だと思いました。

こげぱん、たれぱんだ......そういえば「脱力系キャラ」が流行ってたなあ。
今でも、「ゆるキャラ」としてのサボテン君の破壊力は抜群です。

コロナのほうきを捨てた時は、ズドンと爆弾落としてくれやがったなと(笑)


〓何年たっても謎のままの草人の台詞:
「うしくんはいないよ。心の中にいるの」
不可解すぎて、むしろホラー。

言葉って不思議。



▼イラストは、LOMの奈落を模写しました。
メルヘンチックにまとまりました。

ってメルヘンじゃねーよ、奈落だよ、描きたかったのは！


奈落は大好きなランドの一つでした。本気で住んでみたいと思いました。
果てしなく深くて、自由で、怖い。でも不釣り合いな快適そうな居住空間があって。
死後の世界がこんなだったら、いいな。


奈落の霊体同士は会話したりできないのかな？
珠魅同士(ディアナとルーベンスなど)は、お互いに会ってない感じでしたよね。
あと、霊体は生きてる人間を見えないんだよね。
でも主人公は奈落のどの霊体・生き物とも、話せている。
エンディングのマチルダも賢人としゃべってた。


心が自由だと、奈落で自由に歩けて、誰とでもしゃべれる......
のかな、とちょっと想像してみる。

殺された珠魅たちは心が縛られていたから、自分の場所に縛られていて、他の仲間がいる場所とかを認識できないのかも、とか。


奈落は広くて、深い。
ケヒケヒ