「みす太さんってマンガ読みますか？『ゴールデンカムイ』が今、無料で読めるんですよ～」

って同僚に教えてもらいました。
なにやらヤングジャンプのアプリで9月17日まで『ゴールデンカムイ』（以下金カム）全話が無料で公開中とのこと。
（※9月20日まで延長されました）

「ラッコ鍋」の件や、網走のスタンプラリーの件で気になっていた作品なので、
（※過去の記事参照）

その日の休憩時間にヤンジャンアプリをダウンロードして読み始めました。

やだ...超面白いわ、コレ。

1話読んだら止まらない。
その日から1週間、毎日夜更かしして公開中の全話を読み終えました！





■自分の思い出用に、ワンドロ&一発描きでスケッチしてみました。

字が小さくて判別できなさそうなので、
左上上段から

「爽やかニシパ」（土方歳三・若い時）
「最高のAIBO★」（杉本）
「クリオネ」（アシリパ）
「イケおじいさま」（土方歳三・現在）
「ウォッカネキ」（ソフィア）
「どう見てもシライシが」「色っぽい...」（白石）
「マーメイドニキ」（海賊房太郎）

となっています。
どう見ても土方歳三推しですね。

自分は白髪オールバックイケメンお爺さまに弱いということに気づきました！
（ドラクエ11のデルカダール王もそうだったな...）

あとは主人公の杉本とアシリパと、ギャグ要員の白石の3人のトリオが好きです！

シリアスな殺し合いの場面で鬱展開になりそうな時でも、白石が必ずボケて笑わせてくれる。
素敵な3枚目です。



■『金カム』はストーリーも超面白いうえに、アイヌや北海道の歴史うんちくも豊富で、キャラの装飾品の描き込みや、背景の描写も細かい。
何度見返しても面白いマンガだと思います。


イラスト面で私がとくに感動したのが、北海道の自然を季節ごとに描き分けているところ。

たとえば、春の初めにミズバショウが群生する林の中を杉本・アシリパ達が歩くコマ。

※原作の一コマをここに転載したくはないので、私の撮った写真を代わりに載せます↓



その次の話では、さりげなく背景のミズバショウの葉が成長して大きくなってるんです。



（ミズバショウって花の咲き始めは小さくて可憐で可愛らしいんですけど、葉っぱが成長すると巨大になり、全然違うイメージになるんですよね。失礼だけど、葉っぱ状態を私は「オバケ」と呼んでます。）

普段から自然に入っていない人なら、植物の成長に気付かないし、描かないと思います。
この2話だけでも、いかに『金カム』が自然を観察して描かれているか...
脱帽しました。


■『金カム』はストーリーだけでも面白いし、ついでに歴史やアイヌ文化、自然や地理の勉強になるスゴい作品。
これでもし登場人物が全員ド変態じゃなかったら、教育の教材になったかも...