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ドラクエ11感想(終)

     2024/11/27

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ドラクエ11感想(終)

雑記     2018/10/04




ドラクエ11のストーリー感想ラストです。

◆(表)エンディング後の展開ですが、私はにわかには受け入れられませんでした。
前回書いた通り、私は(表)エンディングに満足しているので。
きれいにまとまってますもん。

ベロニカを救うために過去に戻って、やり直す。
失われた人々の命を救う。
それは良いことなんだけど。
でも私は正直言うと、ベロニカの死後の時間のストーリーが好きです。
ってかそこが一番面白い部分といっても過言ではない。


私は荒廃した世界で生きる人々が好きでした。
(地形が変わり、建物は壊れ、村や町の民は減る。でも生き残った人々は、絶望せず前を向いて復興しようとするんです。
たとえば、神のように信奉してきた指導者を失ったホムラの里の村人たちは、最終的に「自分たちのことは自分たちで決めればいい」という簡単なことに気づく。
こういった人々の姿勢は、ゲームの外の私たちの現実世界でも、東日本大震災や熊本地震、その他の大災害に遭った人々に対する応援の意図も込められているのかなと、勝手に思っていました。)

私はベロニカと離れ離れになったセーニャが、強く変化するところが好きでした。
そして最後の砦での一連のアレ。散々語ったので再度説明しませんが、あの流れ無しのグレイグは有り得ない。


そのほか、魚になる主人公も、ジエーゴのキレッキレのダンスも、マヤの鉄鬼軍王キラゴルドも、・・・お気に入りのイベントが無かったことになるなんて・・・(ノД`)
口惜しい・・・!(アーウィン風に)

私が勇者だったら、間違いなく、過去には戻らないでしょうね。


とはいえ、過去に戻ったらもっと強い敵とか新クエストとかスペシャルな武具が待っていることは明々白々。だからやり込みのために過去に戻る決断をしたのでした。
正義感の名を借りた物欲とでも呼びましょう。




◆エンディング後の展開をざっと言うと、ベロニカが死ぬ前の時間に戻って、魔王になる前のウルノーガを倒すって話です。
当然ベロニカは死なないし、命の大樹も守れるし、世界中の人々の死も免れる。

でも場当たり的に急遽復活した(いちおう、ストーリー上に伏線は転がってるとはいえ、急ごしらえ感が否めない)邪神ニズゼルファというもっと強いラスボスと戦わなきゃならない羽目になる。

魔王の誕生を回避した結果、もっと強い奴が登場しました。・・・なんだろう、ちょっと腑に落ちない(笑)
しかも邪神って誰?
オイラ(勇者)、そいつと全く因縁が無いんだけど。ってか初対面だし。
やる気出ねえ。
ウルノーガは勇者の両親の仇で、マルティナと父との間を引き裂いた奴で、グレイグの家族の仇でもあり、その他の仲間とも色々と因縁があった。だから「倒してやるぜ!」ってモチベーションがみなぎっていたんだけど。
邪神なにがしについては「あなたのことは特に何も」です。
感動皆無



でも新しいダンジョンや強い武器防具が豊富にあるってことで、楽しいといえば楽しかったです。
仲間たちの新しいエピソードや、古の勇者ローシュ達の愛憎こもった青春群像劇が見られたのも良かったです。


(真)エンディングは、ドラクエ1~3にと繋がっているので、往年のドラクエファンを沸かせたことでしょう。私的には、急にスケールが壮大になって、着いていけませんでした(笑)
ドラクエ11の勇者はロトの勇者となる・・・
ドラクエ11の世界の名前が「ロトゼタシア」である点からして、そこは最初からネタバレしていますよね。
この壮大なストーリーは、思えば完全なる予定調和だったのですが、悪くはない。


◆ところで(真)エンディングの中で、賢者セニカと先代の勇者ローシュが時空を越えて再会するシーンがあります。
私のような「冒険ゲームの中での恋愛大好き人間」は、ほっこりするシーン。
しかもセニカとローシュのカットを交互に切り替える演出でね。
某学園ラブコメドラマの最終回にあったな、そういうの(*^_^*)
あと、FF8のエンディングでリノアが時間の奔流の中で迷子になってるスコールを見つけるシーンも思い出しました。心暖まる。

・・・だがちょっと待て。
もともと、時を遡って過去に戻れるのは勇者だけ、という設定です。
セニカは勇者ではないので過去には戻れない。
そこで主人公は自分の手の勇者の印を、なんとセニカの手に転移させ、セニカに勇者の力を与えることで、セニカは過去に戻れたのでした。
このとき私は思った。
「え?勇者の力って無制限にコピーできんの?」と。


だったら、グレイグかロウに勇者の力を与えて、16年前のユグノア王国を救いやがれ
同じ方法で30年前のバンデルフォン救出も可能。


もし、ユグノア王国が滅びず、勇者の父アーウィンと母エレノアが生きていてくれたら・・・
もっと良い未来じゃないですか!?




・・・というわけで、うちの勇者(たち)のバック・トゥ・ザ・フューチャーはまだまだ続きそうです。
続きは妄想上で!
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