忍者ブログ

懐ゲー沼のお絵描きクロニクル

ミドラミドル

トップ絵

ドラクエ11感想(2)~勇者と英雄

     2024/11/27

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ドラクエ11感想(2)~勇者と英雄

雑記     2018/04/26


▲ドラクエ11のベロニカちゃん。
ベロニカのぷっくりしたほっぺは愛くるしい。つつきたいものだ。

クラフト紙の上に色を塗ると、勝手にセピア調になりますね。


▼というわけで、今回もドラクエ11感想です。
物語の中盤について。

超ネタバレ注意。








物語前半は、一言で言うと「お子さまたちの冒険逃走劇」でした。
対して大樹が落ちてから始まる物語後半は、「オッサンたちの大反省会」。
いろんな出来事がありすぎて心が着いていかない・・・!
でも間違いなく、ドラクエ11で最も面白い部分です!


●大樹が落ちた世界

勇者が目覚めるとそこは海底王国。なんと自分はになっていました・・・!
んで、自分が眠っていた数ヶ月の間に世界が荒廃し、たくさんの人々が亡くなったことを知らされます。

この展開はとにかくショックでした(゚ロ゚)
残酷な・・・。

とくに強烈なシーンがこれ。

ひとりの幼い少女が教会に逃げ込むが、暗くてだれもいない。
雷がひらめいて、一瞬、礼拝堂の中が明るくなる。
と、目に飛び込んできたのは、ベンチに座る無数の人々・・・の亡骸。絶句して床に転んだ少女の脇には、さらに別の横たわる死体が・・・。

この作品で、最もショッキングな絵でした。
ほぼホラー。小さい子が見たらトラウマになるのでは。
こ、これってドラクエだよね、ね?

ドラクエ11は聖剣伝説3みたいな、どこかほのぼのした冒険劇だったはずなのに。
いきなりFF6的な終末的な展開に急変。

翌日朝早くから仕事じゃーってのに、こんな所で中断できないから、夜更かししてプレイ続行しました。んで仕事中に物落としたりして心配かける。ドラクエ中なので、すみません・・・と心の中で謝る。「なので」ってなんだ(笑)


でも、そんな絶望の世界でも、希望の炎を絶やさない人々がいることを聞き、勇者は地上へと戻ります。釣り人のエサに釣られて

魚の姿になった勇者、私は好きです(^-^*)
地上に出ると人間に戻ります。
(後々で気づきました。この釣りシーンは、実は重要なシーンの伏線になってるんですね!)


●最後の砦

故郷の村にたどり着くと、まさかの母ペルラ、幼なじみのエマらと再会。

エマが生きていたのは意外でした。
前回の記事で書いたとおり、私は勇者とベロニカがくっつくのかな~と予想、というかどこか期待してたので。(後で判明するのですが、この期待はあり得ないんですよね・・・)
エマが生きていたとしても、エンディングで再会する程度かなーと思ってた。「見ない間に大人になったんだね。私達は住む世界が違うんだね。寂しいけど冒険に行ってらっしゃい」みたいな、ほろ苦い別れエンドだと妄想してました。ただの妄想。
それが、中盤でエマと再会することで、エマのヒロインとしての存在感が大きくなる。

私はつねづね「ドラクエ11のヒロインは誰だろう?」と疑問に思っていました。
私の中ではベロニカ、マルティナ、セーニャ、エマの順番でした。
それが今やエマが1位に躍り出た。
・・・海底女王やシャール女王も素敵ですけど(*^。^*)

ヒロインの件はまた別記事で語りたいです。


さて、物語にもどります。
故郷の村は、魔物に抗う人間たちの「最後の砦」となっていました。
その反抗勢力を率いるのが、滅びたデルカダール王国の王と将軍グレイグ。

グレイグがイケオッサンすぎる
グレイグがイケオッサンすぎる
大事なことだから2回言いました。
いや、3回言っておこう。
グレイグがイケオッサンすぎると。

頭がパァーンとなりました。

こないだまで敵同士だったグレイグと勇者が気まずい心中のまま、共闘し、王の懇願でデルカダール王城に潜入する。
そこでグレイグとその盟友ホメロスの記憶を垣間見て、グレイグは勇者と和解。
魔王軍の司令官と化したホメロスと対峙し、グレイグは自分が勇者を守る「盾」になると決意する。
ホメロスは逃げたものの、王城の魔物を倒し、大地に太陽の光が戻った。
最後の砦に帰還した2人の英雄を、王や民衆が迎え入れる。
王に暇を許され、グレイグは勇者の前にひざまずき、あらためて「勇者を守る盾となる」ことを誓う。
笑顔でその手を取る勇者。
2人で世界を救う旅へと再出発します。


グレイグが仲間になるシーン、思わず涙しました。
よかった。

ここまでずっと、デルカダール王かグレイグに死亡フラグが立ってるような気がしてました。だからこの2人が生きててくれてよかった。
そして16歳の少年にひざまずくオッサン騎士萌え\(*^。^*)/

この最後の砦イベントは一番好きなイベントです。
ホメロスの回想もぐっと来る。
すごく短い、最低限のことしか語ってないムービー。でもホメロスのグレイグに対する憧れと執着、悔しさがじゅうぶん伝わってきた。演出が上手い。
ホメロスのことが可哀想とまで思える。世界に災厄をもたらした人物なのに。


●最後の砦おまけ(もしも勇者が女だったら)

前回の記事で書いたじゃないですか。女勇者を選択可能にしてほしい。カミュと勇者でイチャラブさせたい、と。

もし、勇者が女だったなら、最後の砦イベントが大変ロマンチックなことになりますよね。

カミュなんて問題じゃない。
結論から言おう。
女勇者とグレイグは最後の砦で結婚していると思う。


私は女性が主人公の冒険恋愛小説をよく読みます。
女性向けの恋愛小説や、少女漫画では、「一番最初に出てくる、好ましくない男」が「運命の相手」って法則があると思います。私の統計。
(初対面で好ましくないと感じるのは、その人に心を許してしまわないための防衛本能だと、こないだテレビで言ってましたー)

で、ドラクエ11で「最初に出てくる敵役の男」って言えば、デルカダール王、軍師兼将軍ホメロス、そして将軍グレイグの3人ですよ。出会い頭に勇者を悪魔と呼び、捕らえるんですから。

さあ最後の砦で気まずい再会をした女勇者とグレイグ。
でも魔物討伐という共同作業をして、怖~いお城で肝試し(笑)する中で吊り橋効果的にドキドキが高まり、さらにお互いの強さと弱さを見いだして、仲直り。
最後にグレイグがひざまずいて「あなたを守ることを誓います」。
これもうプロポーズじゃん(笑)

王様も「心は決まっておるんじゃろう?」と許可している。勇者の母と村人たちも祝福してる。よし周囲の応援はOK。
この暗い世の中で、英雄と勇者の結婚というニュースをみなが祝福する、でしょう。
グレイグは「しまった」と思うかもしれない。しかし、騎士に二言はなし、ですから、受け入れるでしょう。もともと、勇者に命を預けると決めた時点で、家族も同然むしろそれ以上になることを決意してる。


・・・乙女すぎる、そしてやや不謹慎な妄想でごめんなさい(´・ω・`)
みなさん、ついてけてますかー?(´・ω・`;)
でも、私もう勇者とグレイグが夫婦にしか見えません。
だってこの後も、ストーリーがグイグイとグレイグのおっさんを推してくる(私目線)んだもん!!
後半ほぼ全てのイベントに絡んでくるし、よく勇者を守ってくれるし!
勇者の称号は「グレイグの嫁」でいいと思います。


・・・カミュは、ってか後半のカミュどこ行ったー?ですよね(笑)
勇者の相棒であるはずのカミュは、もう相棒じゃない。
グレイグこそが勇者の真の相棒だと思いました。

そもそも、ドラクエ11のシナリオの主題は「勇者と英雄の共闘」なのかなーと。


浮かれぽんちな妄想だだ語り(笑)
でもこれが語れてスッキリした。


●本当はエンディングまで一気に語りたかったけど、最後の砦イベントが重要すぎた。

~続く~
PR

コメント

最新記事